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中学校教師教職課程の学習内容

教職課程を取ることができる学校

高等学校卒業時に既に教員となりたいと進路を決めている人ならば、教育学部など専門課程のある大学へ進学をすることと思います。

しかし教員という職業に興味はあっても、他にも専攻を持ちたいという人や、残念ながら第一希望の教育学部に不合格となってしまった人などは別に教職課程として自分で単位を選んで履修することになります。

教員免許には「一種免許状(大卒相当)」と「二種免許状(短大卒相当)」それに「専修免許状(大学院修了相当)」という三種類があります。

実際に正規の教職として勤務しているのは一種免許状を取得している人が大半なので、今回は一種免許状について詳しく説明をしていくことにします。

同じ一種免許状であっても、小学校教諭と中学校教諭とでは免許取得ができる学部学科の数や種類がだいぶ異なってきます。

一人でたくさんの授業を担当し、体育や音楽といった実技スキルが必要となる小学校教諭と比べ、中学校教諭は科目を限定して教員免許が発行されるので比較的取得可能な学部・学科は多めです。

中学校教諭・高等学校教諭の教員免許の種類は全部で16種類あり、国語・書道や数学、理科、社会・地理歴史・公民といった一般科目の他に、保健体育・保健や音楽、美術・工芸など、かなり多岐にわたります。

国語・書道の教員免許を例にとると、教育学部の教員養成課程の他にも、文学部の人文学科、日本分学科、日本語・日本文化学科といったようなところでも教職課程が取得できます。

英語教員免許の場合には、文学部の英文科や外国語学部の英語学科、国際学科などの国際文化系の学科、他にも比較人類学や児童教育学科などでも取得可能な学校があります。

全国どの学校のどの学部で教職課程が実施されているかは文部科学省の公式サイトに一覧表が掲載されているので、進学のときに調べておくのがよい方法でしょう。

教育実習を含む単位取得が要件です

免許の種類によって教職課程が大きく異なるので、取得をするときに履修する単位もまた全く違ったものとなります。

なお学部や学科によっては、中学・高等学校の教員免許のうち複数の科目で取得ができるようなコースを設けているところもあるので、そうしたところも大学選びのポイントになります。

普通教員免許状を取得する場合、小・中・高では67単位以上の科目を履修する必要があります。
さらに小中学校の教員免許状を取得するときには、教育実習の他に7日間以上の介護など体験が必要とされています。

在学中に履修する科目のうち全ての科目に共通しているのが、教育論や教育原理、教育史、他にも生徒・進路指導論や教育相談といったような単位です。

そこに国語であれば国語科教育法といったような専門科目が加わり、全部で67単位を選択していきます。