教育の基本的方向について

教育

戦後まもなく昭和22年に教育基本法が制定され、小学・中学校で教育を受けることは義務づけられ、そこで学ぶことは国で決められてきました。
国民の3大義務の1つとして教育があります。
そのため、国民の教育水準が向上され、教育の意識も高まっています。

小学校では、国語・算数・理科・社会の基本的な科目に加えて体育・音楽・美術などといった実技を学びます。
中学校に入ると算数が数学、理科は生物や科学分野など分けられ、社会では歴史・地理など細分化されます。
家庭科や技術などが増えます。

学歴有利

やがて、戦後から数年すると、学歴有利な時代になります。
学校内では、学期ごとに試験が課され、そこでの点数が絶対となります。
また、高校・大学への進学などのへも影響されます。

勉強を学ぶことから、単にテストで良い成績を取るためだけの勉強に変わってしまうのです。
高校生ともなると、受験勉強重視となってしまい、芸術系の科目の受講が減る傾向にあります。
良い高校・良い大学へ入ることが全てといわんばかりに、多くの人が、偏差値を気にするようになります。

ゆとり

勉強一筋、良い大学へ行ってこそと言われてきた時代を経て、平成になると、ゆとり教育を導入。
競争することは良くないこととし、順位を付けなかったり、課外活動が増え、勉強付けの学生生活から解放されることになります。
しかし、その親世代は学歴社会で育っていますので、ゆとり教育に馴染めず、子供には塾に通わせ、勉強は別のところでさせるというスタイルになってしまいます。

グローバル

交通網の発達やインターネットの発展によって、グローバル化が加速していきます。
一昔前だと、帰国子女は珍しく、英語が話せる人材は重宝されてきましたが、グルーバル化が加速するなか、諸外国の情報は誰でもすぐに手に入るようになりました。

また、日本に来る(旅行や仕事)外国人も増え、道を聞かれるなんてことも珍しくない時代です。
教育分野では、英語と情報分野が加わっているのが今です。
特に東京では、看板や案内掲示板などあらゆる指標には、英語・中国語の記載が併記されています。
今では頭の柔らかい小学生から英語教育を希望する人も多く、視野が広くなっています。

これから

これからの教育方針として、5つの目標が掲げられています。
1つは、自己実現を目指す自立した人間の育成。
自分で目標を立て、それに向かって努力する力が持てる人のことです。

そして、豊かな心と健やかな体を備えた人間の育成。
体育や道徳などの教育やふだんの生活を通して心身共に健康であることを目指します。
さらに、創造性に富んだ人間の育成。
個性を尊重し、それを表現できる方法を知ることが大切です。

最後の二つは国家・社会の形成に主体的に参画する日本人の育成と、国際社会を生きる教養ある日本人の育成です。
完成された個であるだけでなく、社会に対して貢献できる人間であることも求められているのです。

日本では当たり前に通用して、何も気にせずお金を稼げても、世界に行けばちっぽけだったり、世界にはあらゆることに長けた人が多く存在します。
そんな中でも強みを持って通用して生きていける人材を育成したいものです。